2020 Fiscal Year Research-status Report
間質性肺炎および肺気腫におけるO15-PETを用いた肺血流量測定
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20K16698
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
松永 恵子 大阪大学, 医学系研究科, 特任助教(常勤) (80727454)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | O15 / PET |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度はヒトで肺血流および血管床測定のためO15-H2O, CO PETを実施予定であったが、O15-CO PETにおいてはO15-COガスの吸入が検査に必須であり、被験者の呼吸に伴い飛沫が飛散する可能性がある。COVID19が流行しており、感染リスクを伴う不要不急の臨床研究PET検査の実施が困難であったため、被験者においてはPETを実施しなかった。 代替措置として本研究の目的の一つである非観血的な血管床評価を、脳循環代謝評価のために実施された臨床O15-CO PETで胸部領域の撮像を追加して観血的な方法と画像的な方法を非観血的な方法において実施することで、行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究で実施予定のO15-CO PETにおいてはO15-COガスの吸入が検査に必須であり、被験者の呼吸に伴い飛沫が飛散する可能性がある。COVID19が流行しており、感染リスクを伴う不要不急のPET検査の実施が困難であったため、ヒトにおけるO15-PETを実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
ヒトにおいてO15-H2O, CO PETを適切な感染対策を講じて行う。
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Causes of Carryover |
ヒトにおいてPET検査を行うための予算を計上していたが、当該年度はCOVID19の流行に伴いヒトにおいてPET検査を実施できなかったため、次年度使用額が生じた。
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