2023 Fiscal Year Research-status Report
骨形成不全症におけるヒト臍帯由来間葉系幹細胞の治療効果
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20K16890
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
齋藤 広幸 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (00723909)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 骨形成不全症 / 間葉系幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までに行った骨形成不全症のモデルマウスに対してヒト間葉系幹細胞を移植した場合の治療効果について解析を行ったが、効果について十分な結果を得ることができなかった。効果不十分であった理由として、使用したモデルマウスの表現型が、homo接合体のマウスに認められるため、そもそも十分なサンプルサイズを得るためことが難しかったこと、またhomo接合体マウスが移植手術に耐えられず出産できなかった可能性などが考えられた。そのため、実験に使用することができる新たな骨形成不全症のモデルマウスの作成を検討し、ヒト遺伝子バリアントと同等のバリアントを有する新たな疾患モデルマウスを作成し、その表現型について検討を行った。具体的には得られた新規疾患モデルマウスに対して、体長・体重測定、μCT測定や3点曲げ試験などによる評価を行い、骨形成不全症のモデルマウスとして使用できると判断したため、新規モデルマウスの作成について論文にまとめ2024年1月に投稿した。現在リバイスを作成のための追加実験を行っており、研究期間の1年延長を申請し、受理された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究実績概要にも記載の通り、現在論文投稿中でありリバイス作成のための追加実験中である。
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Strategy for Future Research Activity |
リバイスの作成のための追加実験が完了次第返信を行う予定である。
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Causes of Carryover |
現在論文投稿中であり、追加実験として骨形態計測や免疫染色実験などを求められていること及び投稿費用に費用が必要なためそれらの予算執行を検討しており延長申請を行った。
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