2022 Fiscal Year Research-status Report
脳室周囲白質軟化症児の歯髄幹細胞解析による幹細胞移植基盤構築と発症機序解明
Project/Area Number |
20K16917
|
Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
岩田 はる香 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 非常勤講師 (20849145)
|
Project Period (FY) |
2021-02-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 脱落乳歯歯髄幹細胞 / 脳室周囲白質軟化症 / 再生医療 / 自家移植 |
Outline of Annual Research Achievements |
脱落乳歯歯髄幹細胞を用いた慢性期の脳性麻痺の新規治療法を開発することを目的としている。 当該年度は、患者さんのリクルートを継続して行いつつ、承諾を得られた患者さんの抜歯を連携歯科の協力を得て行った。また抜歯した乳歯を培養委託施設に輸送し、初代培養を行った。抜歯した乳歯の状況に応じて歯髄幹細胞の増殖率が異なり、うまく解析可能な細胞数を取得できないこともあるため、歯髄幹細胞採取方法について協議を重ねている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
患者さんのリクルートがすすまず、全体的に遅れている。また採取した乳歯から上手く歯髄幹細胞が生えないことがあり、その点も研究の遅れの要因となっている。
|
Strategy for Future Research Activity |
共同施設に協力を得て再度患者さんのリクルートに力を入れる。また採取した脱落乳歯歯髄幹細胞のRNAシークエンスを行い、解析予定である。
|
Causes of Carryover |
患者さんリクルートに時間を要しており、SHEDの解析を行わずに保存している状態であるため。
|