2020 Fiscal Year Research-status Report
胎生期の低栄養はミトコンドリア機能を介した慢性腎臓病の進行に関連するか
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20K16919
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
後藤 美和 山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (70327576)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 低出生体重児 / 慢性腎疾患 / ミトコンドリア |
Outline of Annual Research Achievements |
2500g未満で出生し4~15歳に達した児の血中・尿中における8-hydroxy-2deoxyguanosineおよびGrowth differentiation factor15の測定を行い、従来用いられている糸球体および尿細管障害の指標と尿中落下糸球体上皮細胞の値との検討を進めている。また、2500g以上で出生した同様の群においても同様の検討を行い、2500g未満の低出生体重児との比較検討を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度にCOVID19の流行により、患者の受診予定が数多くキャンセルされたため当初予定していた対象数に達していないため。
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Strategy for Future Research Activity |
対象者を増やし検討を進めていく。 同時に本年度からタンパク制限母ラットから出生した仔ラットに関する検討を進める計画である。
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Causes of Carryover |
COVID19の流行により、対象となる患者の受診控えが続き、予定していた対象数を研究に組み込むことができなかったため。 また、動物実験を初年度に開始することができなかったことから次年度使用額が生じた。 本年度は動物実験も開始することが可能になったためこれらの予算を使用する予定である。
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