2020 Fiscal Year Research-status Report
腸管上皮細胞における小胞体ストレス応答関連分子CHOPの役割の解析
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20K16949
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
下平 陽介 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20777982)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | CHOP / 腸管上皮細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究に使用するための遺伝子改変マウスCHOPfloxマウスの凍結胚をJacsonLaboratoryより購入輸入した。凍結胚は申請研究者所属研究施設で成体復元を行った。villin-creマウスの成体をJacksonLaboratoryより購入輸入した。それぞれの遺伝子改変マウスは独立して安定繁殖が可能となり、PCRによるジェノタイピングに関しても最適化が行われた。いずれのマウスもC57BL/6マウスであり、現在腸管上皮特異的CHOPノックアウトマウスの作成のためにマウスを掛け合わせ交配を行っているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年の北米の猛暑および新型コロナウイルスの影響でマウスの輸入がやや遅れた。しかし、マウス個体発生、その後の交配は問題なく順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の目的である腸管上皮細胞におけるCHOPの役割を検討するために、腸管上皮特異的CHOPノックアウトマウスを作成し、定常状態、腸炎誘導時のマウスのフェノタイプを検討するとともに、上皮細胞の機能の検討を行う。
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Causes of Carryover |
物品納入が3月の予算の支払いに間に合わなかったため,4月支払い分へと繰り越した。
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