2021 Fiscal Year Research-status Report
Glypican-1を標的とした膵癌新規治療薬の開発
Project/Area Number |
20K16960
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
上村 直 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (80566191)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 膵癌 / GPC-1 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、GPC-1を標的としたADCが膵癌の新規治療薬になり得ることを証明することを目的とし、以下の3点について検証する。 ①過去の報告通り、GPC-1が膵癌にて高発現していることを手術標本の免疫組織化学染色により確認し、また、予後との関連について解析する。 ②GPC-1にconjugateする薬剤として、Bystander killing effectのあるmonomethyl auristatin E(MMAE)の有効性を証明する。 ③GPC1-ADCが、in vitro、in vivoにおいて膵癌に抗腫瘍効果を持つことを証明する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究成果とりまとめた論文を投稿中である。
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Strategy for Future Research Activity |
計画通りに推進する。
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Causes of Carryover |
研究は順調に進んでいるが、コロナ禍のため予定していた出張が中止となったため、未使用額が生じた。コロナ禍の状況によるが、可能な次第、出張を計画する。
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Research Products
(3 results)
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[Presentation] Glypican-1を標的とするADC(Antibody-drug conjugate)を用いた胆管癌の新規治療開発2021
Author(s)
横田 啓一郎, 世良田 聡, 辻井 茂宏, 遠矢 圭介, 高橋 剛, 藤本 穰, 上村 直, 並川 努, 村上 一郎, 小林 省吾, 江口 英利, 土岐 祐一郎, 花崎 和弘, 仲 哲治
Organizer
第57回日本胆道学会