2021 Fiscal Year Research-status Report
下肢動脈の末梢閉塞性動脈疾患に対する血管内治療後の血管における病理学的検討
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20K17097
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
鳥居 翔 東海大学, 医学部, 講師 (80816570)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 重症下肢虚血 / 動脈硬化 / 石灰化 / 透析 / 下肢閉塞性動脈硬化症 / 経皮的血管拡張術 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、血管内治療後にも関わらず下肢切断、もしくは病理解剖となった検体を集め、治療後の血管を病理学的に検討する事で、現在日本で使用可能なデバイスの問題点を明らかにする事で、次世代のデバイス開発を促し、ひいては下肢閉塞性動脈硬化疾患を有する患者の下肢切断数の減少、予後改善を目指す事が目的である。 研究開始後、現時点で55の検体を収集し、合計で1782枚の病理標本を作成し、現在詳細に評価中である。 外国と比べ、本邦においては透析患者が血管内治療を受ける割合が高い事を反映し、当研究室で収集した検体も約半数は透析患者から採取したものであり、透析患者と非透析患者での動脈硬化の進行の違いについて焦点を絞って評価をしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記の通り、現在セクションを詳細に検討しており、その成果を第86回日本循環器学会学術集会において発表した。現在は論文作成中である。
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Strategy for Future Research Activity |
上記の通り、現在は論文作成中で、2022年8月までの投稿を目指す。
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