2021 Fiscal Year Research-status Report
血流予備比(FFR)を用いた重症虚血肢治療アルゴリズムの構築
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20K17104
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
米田 秀一 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (60814267)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | FFR:血流予備比 / DCB:薬剤コーティングバルーン |
Outline of Annual Research Achievements |
これまで大腿膝窩動脈領域での報告のない血流予備比:FFRを用い、バルーン拡張術前後の下肢血管の反応性充血の改善の程度を定量評価することで、局所の虚血の改善程度を数値化し、薬剤コーティングバルーン:DCBによる薬剤塗布が再狭窄を回避できうるカットオフ値のを設定を目標に2021年度は、以下の活動を行った。
1)有症状性の大腿膝窩領域における閉塞性動脈硬化症に対しプレッシャーセンサー付きのカテーテルを用いてバルーン治療前後のFFRの値の評価を開始した(約30名)。 2)FFR測定時に同時に血管内超音波:IVUSによる治療前後の血管内腔面積を測定しFFRとの相関関係の解明にも着手を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
理由 当院では大腿膝窩領域の閉塞性動脈硬化症症例の治療が2018年まで年間約60件あり年間50-60例の症例登録を見込んでいたが、コロナ禍の影響で間欠性跛行を主訴に来院される患者が激減しており症例登録が遅れている。また獨協医科大学との共同研究の予定であるが、こちらもコロナ禍の影響で大阪府、栃木県の往来ができず未だ共同研究が開始できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
以下引き続き継続する
1)症例数を増やすため、近隣の開業医や透析病院と連携を深める 2)オンラインで会議を行い獨協医科大学との共同研究を早期に開始する
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Causes of Carryover |
コロナ禍で海外出張機会がなかった。 次年度もIVUS追加購入予定であるため。
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