2020 Fiscal Year Research-status Report
Regulation of obesity related severe asthma, role of glucagon-like peptide-1
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20K17184
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
田代 宏樹 佐賀大学, 医学部, 助教 (00795031)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 気道過敏性 / 好中球性気道炎症 / 肥満マウス / GLP^1 |
Outline of Annual Research Achievements |
まず、オゾン発生装置について共同研究者と会議を重ね当施設で使用可能な状態となった。通常マウスにおいてこのオゾン発生装置で暴露すると気道過敏性の亢進および好中球性気道炎症が誘導されることを確認した。 次に肥満マウスの作成および維持が必要と考え肥満マウスの飼育を行うためヘテロdb/dbマウスをアメリカジャクソン研究所より3ペア輸入し現在繁殖を行っている。また、得られたdb/dbマウスをオゾンを暴露することで気道過敏性の亢進および好中球性気道炎症が誘導されることを確認した。さらにそれは通常体重マウスよりより強く誘導されることからこれまでの実験系の再現が取れた。
GLP-1作動薬やDPP4阻害薬はいつでも購入可能な状態となっている。
今後は上記マウスの実験数を増やし有意差検定および血清・腸管内のGLP1の測定やサイトカイン測定など行う予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
マウスの実験系の確立はできており、これまで行ってきた研究の再現も取れたことからおおむね順調に進展していると考えている。 今後は確立されたマウスの実験系を元にマウスの実験数を増やし有意差検定および血清・腸管内のGLP1の測定やサイトカイン測定など行う予定としてい
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Strategy for Future Research Activity |
肥満喘息増悪マウスモデルにおいてGLP-1作動薬、DPP4阻害薬を投与し気道過敏性や好中球性気道炎症が抑制されるかを評価する。さらには気管支肺胞洗浄液中でサイトカインの変化があるか解析を行う。また、確立された肥満マウスにおいて血清や腸管のGLP-1やDPP4が増加するか免疫蛍光染色やタンパク解析を行う。
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Causes of Carryover |
次年度使用額については現在進行中であるGLP-1作動薬の追加購入やマウス費用にあてる予定である。
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