2022 Fiscal Year Research-status Report
Regulation of obesity related severe asthma, role of glucagon-like peptide-1
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20K17184
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
田代 宏樹 佐賀大学, 医学部, 助教 (00795031)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 気管支喘息 / 肥満 / 腸内細菌 |
Outline of Annual Research Achievements |
オゾンによる肥満マウスを作成するため佐賀大学工学部との共同研究でオゾン発生器および暴露チャンバーを作成し、db/dbマウスによる検証を行ったが明らかな気道過敏性亢進や気管支肺胞洗浄液中の好中球増加は見られなかった。また、セマグルチド投与による抑制実験を行ったが、明らかな気道過敏性亢進の抑制や気管支肺胞洗浄液中の好中球減少は見られなかった。 次にob/obマウスを用いてオゾン暴露を行うとWTマウスと比較し好中球数の増加は見られなかったが気道過敏性が有意かつ著明に亢進することを発見した。また、BAL中総蛋白およびTSLP濃度が有意に上昇すること発見した。
次に腸内細菌に関与した抑制効果を検討するため、抗菌剤であるアジスロマイシンを経口強制投与を行うと有意に気道過敏性亢進が抑制されることを発見した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID19蔓延により臨床が多忙であり十分な基礎研究を行う時間が取れなかったが現在は基礎研究を行える時間が徐々に増えてきておりかつポジティブデータが出てきている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後ob/obマウスにセマグルチドを投与する実験や、アジスロマイシンを投与した肥満マウスの腸内細菌叢を無菌マウスに移植するノトバイオ実験を予定している。 気管支肺胞洗浄液のサイトカインに対してはマルチプレックスアッセイによるたんぱく解析 腸内細菌叢については16s rRNA解析を予定し、アジスロマイシンやセマグルチドによる腸内細菌叢の変化についても評価を行う。
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Causes of Carryover |
当初計画していたものより実験の遅延が生じ研究の変更を行ったため実験材料や発表のための旅費として次年度に使用額が生じた。
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Research Products
(3 results)