2020 Fiscal Year Research-status Report
Mechanism elucidation of M2 macrophages activation via complements and therapeutic application for difficult to treat and neutrophilic asthma
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20K17235
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
徳永 佳尚 久留米大学, 医学部, 助教 (60832722)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 気管支ぜん息 / M2マクロファージ / CD163 / マウスモデル |
Outline of Annual Research Achievements |
OVA感作による気管支ぜん息マウスモデルを作成した。CD163ノックアウトマウスを作成した。CD163ノックアウトマウスにOVAで感作してぜん息マウスモデルの作成を試みた。しかし野生型およびCD163マウスモデルにメサコリンによる気道過敏性を行ったが気道過敏性が得られなかった。 補体活性低下マウスモデルの供与を受けた。申請者の施設で可能なOVA感作ぜん息マウスモデルの手法を用いて、C1qtnf6 ノックアウトマウス、C1qtnf6・C3 double ノックアウトマウスおよびCAGプロモーターを用いた全身発現型C1qtnf6過剰発現マウスを利用して、CTRP6がC3の活動を抑制し、ぜん息病態が改善することを証明予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
作成したマウスモデルで気道過敏性が得られずにいる。気道過敏性が得られない原因が不明で、現在、究明中である。
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Strategy for Future Research Activity |
マウスモデルを用いた気道炎症を解析する予定である。
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Causes of Carryover |
実験動物の研究で検証できないところに苦慮し、やや研究が遅れているため、予定していた支出が少ない。今後はぜん息マウスモデルを作成するために経費が必要である。
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