2021 Fiscal Year Annual Research Report
皮膚苔癬反応を示す皮膚粘膜疾患におけるグランザイムB阻害療法の開発
Project/Area Number |
20K17339
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
齊藤 明允 筑波大学, 附属病院, 病院登録医 (70830181)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 慢性移植片対宿主病 / 皮膚硬化 / 皮膚線維化 / TGFβ / TNFα |
Outline of Annual Research Achievements |
慢性移植片対宿主病様皮膚硬化モデルマウスにおける表皮角化細胞の機能に着目し、モデルマウスの表皮角化細胞を単離した上で、TGFβ1に加え、線維芽細胞遊走因子(CXCL4/7)、T細胞遊走因子(CXCL9/10/11)のmRNA発現量をrealtime PCRにて解析したところ、モデルマウスではすべてが発現増強。 また、表皮角化細胞が特にアポトーシスに陥った状態での皮膚線維化への関与について検討するため、上記と同様にモデルマウスの表皮角化細胞を単離した上、IFNγを加え、そこに、①コントロールとなるPBS、②ネクローシス誘導物質(ほう酸)、③アポトーシス誘導因子(FasL)、④ネクロプトーシス誘導因子(TNFα)をそれぞれ加え、線維化関連因子であるTGFβの培養上清ELISAにて測定し、比較した。④の場合のみ、皮膚線維化が誘導されたと確認。
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