2020 Fiscal Year Annual Research Report
本邦初のPAAND患者由来iPS細胞を利用した慢性炎症機序の解明
Project/Area Number |
20K17435
|
Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
藤本 京子 久留米大学, 医学部, 助教 (30855309)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | Pyrin / MEFV遺伝子 / インフラマソーム / PAAND / iPS細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
アミロイドーシス合併のPAAND (pyrin-associated autoinflammation with neutrophic dermatosis)患者(S242R/E148Q)からインフォームドコンセント取得した上で末梢血を採取し、京都大学iPS細胞研究所に疾患特異的iPS細胞作成を依頼し、PAAND患者由来iPS細胞を樹立した。PAAND患者由来iPS細胞を継代維持しながら、好中球、マクロファージ、形質細胞へ分化させるための条件設定を行なっている。好中球、マクロファージへの分化は確認できてた。しかし採取量が少なく、より効率的な分化のために培養方法やサイトカイン投与の調整を行なった。
|
Research Products
(5 results)