2020 Fiscal Year Research-status Report
滑膜細胞の多層オミックス解析による、治療抵抗性関節リウマチの病態解明
Project/Area Number |
20K17450
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
近藤 泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50626380)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 滑膜 / 治療抵抗性関節リウマチ / 滑膜生検 / 多層オミックス解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、4月からCOVID-19の院内感染の対応、その後の診療研究に従事することになったため、本研究の進捗は準備段階にとどまった。本研究の前段階であった、関節エコーガイド下滑膜生検の安全性、認容性を確認したパイロット研究の論文を報告した。(Kondo Y, Suzuki K, Inoue Y, Sakata K, Takahashi C, Kaneko Y, Takeuchi T. Safety and tolerability of ultrasound-guided synovial needle biopsy in Japanese arthritis patients. Mod Rheumatol. 2020 Nov 20:1-9.) 研究対象リストの検討、CyTOFの稼働状況の確認、また本研究の倫理委員会申請のための準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は、4月からCOVID-19の院内感染の対応、その後の診療研究に従事することになったため、本研究の進捗は準備段階にとどまった。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度、エコーガイド下滑膜生検の倫理委員会申請を行い、承認を得た上で、治療抵抗性関節リウマチを主な対象として、生検を行い、局所検体を得る。COVID-19の感染状況によっては、入院制限なども行われる可能性があり、積極的なリクルートを行う。
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Causes of Carryover |
2020年度は、4月からCOVID-19の院内感染の対応、その後の診療研究に従事することになったため、本研究の進捗は準備段階にとどまった。本年度は滑膜生検を行うに当たっての生検針の購入や、CyTOF抗体、FACS抗体を含む研究に関わる経費や、関連学会の参加費用、その他の論文校正、投稿費用などの雑費を計上している。
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Research Products
(1 results)