2021 Fiscal Year Research-status Report
滑膜細胞の多層オミックス解析による、治療抵抗性関節リウマチの病態解明
Project/Area Number |
20K17450
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
近藤 泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50626380)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 滑膜 / 治療抵抗性関節リウマチ / 滑膜生検 / 多層オミックス解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度も、COVID-19の診療、治験、研究に従事することになったため、本研究の進捗に影響が出ている。本年度は3件の関節エコーガイド下滑膜生検を実施したが、疾患鑑別目的の施行であったため、直接の研究対象リストではなかった。しかし、検体処理、および処理検体についてCyTOFによる解析を行い、リンパ球などが適切に分離出来、確かめることができたなど、予備検討を行うことができた。また本研究の倫理委員会承認が得られたため、2022年度は治療抵抗性関節リウマチ患者の滑膜検体を前向きに採取していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度も、COVID-19の診療、治験、研究に従事することになったため、本研究の進捗に影響が出ている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の倫理委員会承認は得られているため、2022年度は、治療抵抗性関節リウマチ患者の滑膜検体を採取し、解析を進める予定である。
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Causes of Carryover |
2021年度は、COVID-19の対応、その後の診療研究に従事することになったため、本研究の進捗に影響が出ているため。倫理委員会承認が得られ、2022年度から症例リクルート、および解析を開始する。
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Research Products
(9 results)
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[Journal Article] COVID-19 shares clinical features with anti-melanoma differentiation-associated protein 5 positive dermatomyositis and adult Still's disease.2021
Author(s)
Kondo Y, Kaneko Y, Takei H, Tamai H, Kabata H, Suhara T, Yamamoto R, Nagata H, Ishii M, Sasaki J, Hasegawa N, Fukunaga K, Takeuchi T; Keio Donner Project
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Journal Title
Clinical Experimental Rheumatology
Volume: 39
Pages: 631-638
Peer Reviewed