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2022 Fiscal Year Research-status Report

Elucidation of the onset factors of allergic diseases focusing on differences in intestinal flora in different living environment

Research Project

Project/Area Number 20K17453
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

岡田 祐樹  昭和大学, 医学部, 講師 (10814577)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsコホート研究
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は早期乳児期(3-4か月児)における生活環境の違いが1-3歳時点でのアレルギー疾患発症に寄与するかを比較検討し、アレルギー疾患発症因子を明らかにする事である。
2020年4月のリクルート開始を予定していたが、COVID19の流行に伴い小笠原村でのリクルート活動が難しくなり研究開始が遅れていた。2022年に入りCOVID19の変異株が段々と弱毒化されたこと、COVID19に対するワクチン接種が一定数を超えたこと、社会的にもある程度COVID19に対する対応が確立されたことなどもあり、小笠原村でのリクルートが許可されたため、2022年4月から品川区、小笠原村共にリクルートを開始した。その結果2023年3月末時点で88症例(品川区82症例、小笠原村6症例、目標150症例)のリクルートが得られており、全体としては順調なエントリー状況であると考えている。
ただし、内訳を見てみると小笠原村においてリクルート数が少なかった。この点に関しての考察であるが、そもそも出生数自体が少なくリクルートできる対象者が少なかった事が最大の要因として考えられた。妊婦はCOVID19感染症が重症化しやすいこと、小笠原村は内地より1000km離れた僻地であることから、重症化した時の対応が遅れてしまうとの懸念があり、例年よりも妊娠控えが起きたのではないかと推察している。
対策としては、出生数を増やす事は出来ないため、より多くの方にエントリーしてもらうよう、現地スタッフへの定時連絡やweb会議の回数を増やす事、直接現地に行って研究協力のお願いをするなどを考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2020年4月のリクルート開始を予定していたが、COVID19の流行に伴い小笠原村でのリクルート活動が難しくなり研究開始が遅れていた。2022年に入りCOVID19の変異株が段々と弱毒化されたこと、COVID19に対するワクチン接種が一定数を超えたこと、社会的にもある程度COVID19に対する対応が確立されたことなどもあり、小笠原村でのリクルートが許可されたため、2022年4月から品川区、小笠原村共にリクルートを開始した。その結果2023年3月末時点で88症例(品川区82症例、小笠原村6症例、目標150症例)のリクルートが得られており、全体としては順調なエントリー状況であると考えている。

Strategy for Future Research Activity

小笠原村の出生数を増やす事は出来ないため、より多くの方にエントリーしてもらうよう、現地スタッフへの定時連絡やweb会議の回数を増やす事、直接現地に行って研究協力のお願いをするなどを考えている。

Causes of Carryover

リクルート開始が2年遅れたため、研究参加者に対する謝礼金の支払いが遅れているのが主な理由である。
次年度は引き続きリクルートの度に謝礼としてお渡ししていく。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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