2020 Fiscal Year Research-status Report
臨床応用を目指した消化器癌に対するzerumboneの抗腫瘍効果の検討
Project/Area Number |
20K17699
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
坪井 謙 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (80592500)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 膵癌 / 胃癌 / Zerumbone / in vivo |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は移植する膵癌および胃癌細胞株に対してin vitroでZerumboneの再現検証をおこなった.ヌードマウスを購入し皮下移植モデルを作成し,予備実験として腫瘍サイズの増大変化を測定したが,生着の差異や増殖サイズのばらつきが多く,移植モデルの安定化に時間を要した.しかし,途中で新型コロナ感染症の影響で動物実験そのものやその他試薬などの供給が停止したこともあり,本研究の進行が妨げられ十分な研究に至っていない現状である.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
動物実験が主体の研究であるが,新型コロナ感染症の影響を強く受け,動物実験としては全く進捗が遅れている状況である.
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ感染症による影響を加味しながら動物実験を進めていく方針である.
|
Causes of Carryover |
新型コロナ感染症の影響で動物実験が本格的に進められなかったことが要因である.検証実験は既存の試薬等を使用したことで当該年は大幅にコストダウンとなっている.次年度の世情にもよるが,動物実験を進めているのに費用がかかるため次年度への繰越しを予定している.
|