2021 Fiscal Year Annual Research Report
体外循環によるミトコンドリア障害を標的としたプレニル化阻害薬による新たな治療開発
Project/Area Number |
20K17727
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
辻 大介 杏林大学, 医学部, 助教 (00826498)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ラット / 体外循環 / ミトコンドリア / ファルネシルトランスフェラーゼ / ミトコンドリアDNA / DAMPs / 全身性炎症反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はラットの体外循環モデルを作成し、体外循環が生体、特にミトコンドリア機能に及ぼす影響を解明し、ミトコンドリア保護作用を有するファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬の有効性を検証するものであった。 ラットの体外循環モデルは過去の報告を参考に、本研究の遂行にあったモデルを作成した。作成したモデルをもとに体外循環とミトコンドリア機能障害並びにファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬の有効性を検証する実験を行う予定であったが、一身上の都合により研究継続が困難となり、研究の遂行を断念した。
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