2020 Fiscal Year Research-status Report
ヒト心房ナトリウム利尿ペプチド(ANP)による急性腎障害改善効果
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20K17867
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
北村 裕亮 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (50457347)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 急性腎障害 / ヒト心房ナトリウム利尿ペプチド |
Outline of Annual Research Achievements |
動物実験施設がコロナのため閉鎖していた時期があったので少し遅れているが実験自体は順調である。実験モデル自体は問題なかった。虚血再灌流:麻酔をかけたマウスに腎動脈クランプにより腎虚血モデルを作成する。炎症:LPSを腹腔内投与する。 造影剤:シスプラチンを腹腔内投与し、モデル作成する。モデル動物に関しては同様の実験を続けており、プロトコールはすでに作成している。ただ、ヒト心房利尿ペプチドの投与量の調整に時間がかかっている。効果はあるものの、血圧等の問題が発生するものもあるため、投与量を調整が必要である。尿、血液等の検体採取できてきている。尿検体は50ほど集まってきているので、ある程度集まってきたら、下記の検査を行う予定である。 血液、尿解析:尿量測定、尿素窒素濃度、クレアチニン濃度を測定。 腎障害マーカー:尿中KIM-1、アンギオテンシノーゲンを測定。 組織学的解析:腎障害発生3日後、7日後のHE染色、Azan染色等で腎障害、線維化の評価 生体イメージングによる急性期の腎組織の尿速度解析(機能評価)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナのため、動物実験施設が使えない時期があった。その時期は、それまでに採取した検体の検査を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
検体採取中である。ある程度集まってきたら、PCRでNPR mRNAを測定する予定である。また、assaykitで腎障害の評価を行う
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Causes of Carryover |
使用後の端数であり、次年度使用予定である
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