2023 Fiscal Year Research-status Report
外反母趾の病態と新たな治療法確立のための第1TMT関節の解剖学的研究
Project/Area Number |
20K18077
|
Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
軽辺 朋子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (50806221)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 整形外科 / 外反母趾 / 解剖 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究により、足根第1中足関節の形状は3つに分類できそうだということが分かった。これを臨床にも応用し、外反母趾患者の画像検査を評価することでこの関節面の形状が外反母趾の発生の原因となっているのかどうか、研究を進めている。解剖献体の症例数は研究時間の確保が困難なことから遅滞しているが、これまでは足根第1中足関節の主に第1中足骨側に注目していたが、相対する楔状骨面についても評価を追加しているところである。日本整形外科学会学術集会、日本足の外科学会、国際学会等に参加し、最新の知見を深めることで研究の意義や展望を考察することができた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床や教育といった他の業務に忙殺され、研究に費やす時間が圧倒的に少ないため、解剖献体数を増やすことができないため。
|
Strategy for Future Research Activity |
可能な限り解剖献体数を増やし、足根中足関節の中足骨と楔状骨の両方の関節面の形状を分類する。臨床に応用する方法を検討する。
|
Causes of Carryover |
研究期間を延長する可能性があったため、次年度使用額が生じた。研究物品の購入、論文校正に充てる。
|
Research Products
(1 results)