2020 Fiscal Year Research-status Report
患者術野に一致投影した解剖と手技バーチャルガイドのホログラフィー手術支援システム
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20K18105
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Research Institution | 医療法人社団あんしん会四谷メディカルキューブ(臨床研究管理部) |
Principal Investigator |
藤崎 章子 医療法人社団あんしん会四谷メディカルキューブ(臨床研究管理部), 泌尿器科, 医師 (60795433)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | バーチャルリアリティー / 手術支援 / 骨盤臓器脱 / 腹圧性尿失禁 / 子宮脱 / 女性泌尿器科 / 医用画像 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は手術手技習得が困難と言われる、盲目的操作の多い骨盤臓器脱や尿失禁手術の経腟手術・腹腔鏡手術・ロボット手術の手術支援を行うための研究である。 患者個々の画像データを利用し、市販のバーチャルリアリティー端末で患者の体に一致するように血管などの解剖や重要運針・穿刺をバーチャルガイドで提示し、盲目的操作をなくした手術支援システムを確立する。さらに、全国の医療機関で使用できるアプリケーション開発を行う事が目的である。 まず、経腟手術を中心に、腹腔鏡手術もあわせて手術支援システムの確立を進めている最中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
これまで他領域での腹腔鏡手術支援での実績があるシステムの為、その実績を応用し研究を行っている。しかしながら、術者の顔の前・目の前で経腟手術という特殊性から、バーチャルリアリティー端末で利用するアプリケーションの修正が必要であることが発覚し、修正を進めている。また、特殊な手術機械を使うため、その機械をバーチャルリアリティー端末で表示できるように現在試行錯誤をすすめている。
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Strategy for Future Research Activity |
経腟手術に特化したシステムの確立を進めたうえで、並行して腹腔鏡手術システムの支援システム確立も昨年度同様続けていく。
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Causes of Carryover |
研究の進捗状況が若干遅れているため。
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Research Products
(1 results)