2020 Fiscal Year Research-status Report
Antitumor effect of statin focusing on synergistic effect of autophagy and apoptosis
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20K18132
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
宮澤 慶行 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90647083)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | Prostate / CRPC / Autophagy / Statin / Heavy ion |
Outline of Annual Research Achievements |
過去の研究結果を元に、去勢抵抗性前立腺癌細胞株であるPC-3を用いて重粒子線照射とスタチンの併用効果、それがもたらすオートファジーの発現程度を比較検討中である。 また、オートファジーを誘導する薬剤、オートファジーを抑制する薬剤投与による変化についても検討している。 現在、オートファジーをsiRNAを用い低下させる実験、オートファジーを強く誘導する実験系としてベクターを用いトランスフェクションさせ強発現させる実験を行っている。 実験結果と途中経過についてはAACR Annual Meeting 2021にてPoster発表を行った(#948;Title, Antitumor Effect mechanism pf statin in PCa cells focusing autophagy)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナ関連に伴い、薬剤の手配や実験系について手技を補助しているスタッフの出勤停止なども影響し、2020年前半から2021年前半にかけやや実験の遅れがあったものと思われるが、2021年になり徐々に予定の実験系を組むことができるようになってきている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、オートファジーをsiRNAを用い低下させる実験、オートファジーを強く誘導する実験系としてベクターを用いトランスフェクションさせ強発現させる実験を行っている。これらの結果をもとに、他細胞株でも確認を行うこと、重粒子線照射との併用、BM-3ミメティクスとの併用についても検討をしていきたいと考えている。
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Causes of Carryover |
発生した差額については、物品購入費用の見込みと若干の差額があったことによるものと思われる。 次年度も物品購入額を見込んでおりさらに実験を発展させていく予定である。
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