2021 Fiscal Year Research-status Report
双胎妊娠における母体メンタルヘルスと児の発達に関する出生コホート研究
Project/Area Number |
20K18209
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
東 裕福 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, 医員 (60772936)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 双胎妊娠 / メンタルヘルス / 母児愛着形成 / 行動発達 / 前向きコホート研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は研究機関4年間のうちの2年目に当たり、前年度に引き続いて症例登録を行った。本年度の症例登録数は76例であり、年100例登録予定の役8割に相当する症例数を登録できた。新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、新規症例登録が鈍る中において、ある程度の結果であると考える。 また前年度に登録した症例が徐々に分娩となり、周産期データに関してアウトカムの一部が収集されつつある。 目標症例数に到達できるよう、引き続き症例登録に邁進していく所存である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、新規症例登録数の伸びががやや鈍っているが、おおむね順調に症例登録できている。
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Strategy for Future Research Activity |
新規症例登録の徹底と、近隣の医療施設に対して当該症例の紹介を促していく。また産後の症例のフォローアップを工夫していくことで脱落症例を極力減らしていく。
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染症流行に伴い、一時的に新規リクルート、研究参加者へのインセンティブ(双子ポケットブック5冊分)配布は中断した。新規リクルートが中断した関係で、専従リクルーターへの謝礼の支払いが一時的に停止した。これにより本来使用予定であった研究補助額の一部を使用しなかった。残額は次年度の新規リクルートにあたり持ち越して使用する予定である。
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