2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of next-generation simulation-based training for head and neck surgeries
Project/Area Number |
20K18255
|
Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
三谷 壮平 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (00568850)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 外科教育 / バーチャルリアリティ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、次世代の手術トレーニングの開発を目的としている。①頭頸部外科医の技術を評価するための評価尺度の作成、②腫瘍の完全切除を目指す腫瘍切除トレーニングモデルの作成、③VR/MR技術を用いたハイブリッドカダバートレーニングの開発を目標としている。 ①手術技術の評価尺度の基盤として、頭頸部手術に必要な手術技術について質的研究を行い、エキスパートによるコンセンサスを形成し、論文化した。Mitani S, Nishio N, Kitani T, et al. Verbalization, categorization, and evaluation of fundamental surgical skills: An expert consensus in open head and neck surgery, Annals of Surgery Open. 2021; 2:e059. 今後、この研究で得られた評価項目を用いて、評価尺度を作成し、実施および尺度の妥当性の評価を行う予定である。 ②腫瘍切除モデルはKOTOBUKI Medical株式会社協力のもと、試作を繰り返したのち完成し、使用可能であることを確認した。電気メスを購入し、実習として使用できるようにした。現在実習で使用しデータを収集中である。 ③VR/MR技術を利用したハイブリッドカダバートレーニングの開発は、愛媛大学工学部によりアプリを作成し実際に使用を確認した。今後、サンプルサイズを増やして評価する予定である。また、VR/MR技術を利用して3次元バーチャルモデルを術前術中に使用し、論文化し、現在投稿中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
全体として予定通り進行中であり、一部は論文として成果発表できている。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き、現在の方針で進める。
|
Causes of Carryover |
順調に研究は進んでいるが、引き続き腫瘍モデルやアプリの開発や成果発表のため、次年度以降の予算が必要である。
|
Research Products
(2 results)
-
[Journal Article] Verbalization, categorization, and evaluation of fundamental surgical skills: An expert consensus in open head and neck surgery2021
Author(s)
Mitani S, Nishio N, Kitani T, Ugumori T, Wakisaka H, Tanaka K, Miao B, Chan JYK, Holsinger FC, Hato N
-
Journal Title
Annals of Surgery Open
Volume: 2
Pages: e059
DOI
Peer Reviewed / Open Access
-