2021 Fiscal Year Research-status Report
加齢性難聴を規定する候補遺伝子XKR4の病態への関与
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20K18293
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
野口 勝 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (50626760)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | XKR4 / 加齢性難聴 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は野生型マウスの内耳におけるXKR4の発現の局在確認を行った。63日齢および533日齢の野生型マウスについて内耳切片を作成し、抗XKR4抗体を用いて免疫染色をおこなったところ、コルチ器の支持細胞および外側壁においての発現が認められた。これは我々が霊長類モデルとして用いている、コモンマーモセットの内耳における局在と同様であった。今後は生物学的に蝸牛の加齢性変化に影響を与えているかを検討する必要があり、現在XKR4ノックアウトマウスの作成について検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
動物飼育室の改装のため新規のノックアウトマウス作成を休止していた。
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Strategy for Future Research Activity |
野生型マウスの内耳におけるXKR4の局在が霊長類モデルと同様であったため、今後はノックアウトマウスにおける、聴力と発現との関連性について検討する。
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Causes of Carryover |
ノックアウトマウス作成が遅れており、未使用額が発生した。
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