2020 Fiscal Year Research-status Report
Developing the Artifacts Removing System for OCTA using generative adversarial network
Project/Area Number |
20K18332
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
高橋 賢伍 旭川医科大学, 大学病院, 助教 (40646064)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 光干渉断層計 / OCT / アーチファクト / 敵対的生成ネットワーク / GAN / VQ-VAE-2 |
Outline of Annual Research Achievements |
敵対的生成ネットワークを用いた、アーチファクト除去システムについては、共同研究を行っていた施設で同様のシステムが開発されたが、人工知能を用いた予測でのアーチファク除去では、事実と異なる画像になっていることが予測され、そのシステムの実臨床への応用は難しいことが網膜専門医達より指摘された。 現在は、折り込みネットワークの一つであるU-netを用いた光干渉断層計(OCT)の自動セグメンテーション網膜疾患の活動性を評価するためにSub-retinal fluid(SRF)およびIntraretinal Fluid(IRF)の自動セグメンテーションシステムの開発を行っている。 具体的には、SRFおよびIRFを含む網膜疾患(糖尿病網膜症および滲出型加齢黄斑変性)のOCT画像、100枚を手動でセグメンテーションを行い、その画像を教師データとし、U-netを用いて学習させ、学習の際に用いなかった、OCT画像で開発したシステムの外的妥当性の検討を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
網膜専門医より、実臨床への応用が難しい旨を指摘され、研究内容を変更し、折り込みネットワークの一つであるU-netを用いた光干渉断層計(OCT)の自動セグメンテーション網膜疾患の活動性を評価するためにSub-retinal fluid(SRF)およびIntraretinal Fluid(IRF)の自動セグメンテーションシステムの開発を行っている。内的妥当性については感度・特異度共に85%程であり、現在は外的妥当性の検討中である。
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Strategy for Future Research Activity |
光干渉断層計(OCT)の自動セグメンテーション網膜疾患の活動性を評価するためにSub-retinal fluid(SRF)およびIntraretinal Fluid(IRF)の自動セグメンテーションシステムの外的妥当性を評価し、不十分な場合にはさらにトレーニングを行い再度内的妥当性の評価を行った上で、再度外的妥当性の評価を行い既存の報告されているシステムを超える感度・特異度を目指す。
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Causes of Carryover |
Covid19感染拡大に伴い、学会への参加が見送られたため。
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