2020 Fiscal Year Research-status Report
TPD52ファミリータンパクを介するスプラバシンのオートクライン機構の検索
Project/Area Number |
20K18738
|
Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
宮本 裟也 昭和大学, 歯学部, 助教 (60867737)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 口腔扁平上皮癌 / オートクライン / スプラバシン / TPD52 / 低酸素 / 低栄養 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画は、研究計画書に従い、令和2年度に以下の研究を行った。Pull-down法によるTPD52ファミリータンパクとSBSNとの相互作用の検索:免疫沈降アッセイ、および、各種タンパク相互作用アッセイを行い、SBBNがTPD52ファミリーに結合するかどうかの検索を行った。ただし、免疫沈降およびウエスタンブロッティングが順調に進まず、以降に行うべきNanoBRET Signaling Protein Assayまで進むことが出来なかった。現在、免疫沈降アッセイの条件を再検討している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の影響により、試薬の供給に遅れが生じた。さらに、「研究実績の概要」で述べたとおり、免疫沈降およびウエスタンブロッティングが順調に進んでいない。現在、実験条件の再検討を行っている。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究計画書に則り、引き続き、前年度の研究核であるPull-down法によるTPD52ファミリータンパクとSBSNとの相互作用の検索をおこなう。さらに、SBSNとTPD52との相互結合におけるタンパク-タンパク相互作用における中心的モジュールの検索を行う。
|
Causes of Carryover |
研究に遅れが生じ、予定していた研究が行えなかった。なお、次年度使用額は、試薬や実験動物購入等、次年度以下の物品購入に充当する。
|