2022 Fiscal Year Research-status Report
TPD52ファミリータンパクを介するスプラバシンのオートクライン機構の検索
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20K18738
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
宮本 裟也 昭和大学, 歯学部, 助教 (60867737)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 口腔扁平上皮癌 / オートクライン / スプラバシン / TPD52 / 低酸素 / 低栄養 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画では、TPD52ファミリータンパクとSBSNのタンパク相互作用を明らかにすることによって、TPD52ファミリータンパクによって調節されるSBSNのオートクラインが口腔扁平上皮癌細胞の増殖、浸潤および、転移にどのような役割を果たすかを明らかにする。このことにより、未だにその機能が明らかになっていないこれらのタンパクが新たな分子標的となりうるかを検討する。 本研究計画では、現在までに、以下の研究を行った。 ①Pull-down法によるTPD52ファミリータンパクとSBSNとの相互作用の検索 ②タンパク-タンパク相互作用における中心的モジュールの検索 ③タンパク-タンパク相互作用における翻訳後修飾による影響の検索。 また、現在、④TPD52ファミリータンパク-SBSNの相互作用おけるSBSNの分泌(オートクライン)を介しての扁平上皮細胞癌細胞の増殖・浸潤・転移に対する影響の検索を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
「④TPD52ファミリータンパク-SBSNの相互作用おけるSBSNの分泌(オートクライン)を介しての扁平上皮細胞癌細胞の増殖・浸潤・転移に対する影響の検索」の再現性の確認に時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
「④TPD52ファミリータンパク-SBSNの相互作用おけるSBSNの分泌(オートクライン)を介しての扁平上皮細胞癌細胞の増殖・浸潤・転移に対する影響の検索」を引き続き行い、研究計画を完了させる予定である。同時に、研究結果を国際雑誌に投稿する。
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Causes of Carryover |
研究が計画に比べて遅延しているため。なお、次年度使用額は、本年度の予算と合わせて、試薬や実験動物購入等の物品購入に充当する。
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