2023 Fiscal Year Research-status Report
Sharing medical errors with Mixed Reality for health professionals
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20K18843
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松下 明弘 東京大学, 医学部附属病院, 診療放射線技師 (70867259)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 医療安全 / インシデント / インシデントレポート / 医療事故 / Mixed reality / 視線検出 |
Outline of Annual Research Achievements |
プロジェクトの4年目にあたる2023年度は,先行研究の結果から効果量の算出を行うこととした.効果量を算出するためにMatLabを用いてウィルコックソン順位和検定とウィルコックソン符号順位検定の検定統計量をそれぞれ計算した.この効果量の算出は本研究の研究参加者の最低必要人数を決める参考値として役立つと考えられた. また先行研究を参考にして研究参加者が行うインシデントレポートに関する選択式テストを作成した.このテストは実際に東京大学医学部附属病院で提出されたインシデントレポートを元に作成した. 前年度に引き続きTobii Pro Glasses 3の視線データの取り扱い方法を解決できなかった.これは次年度で早急に解決したい課題である.また今年度は複数の医学系の勉強会や学会に参加することで最新の医学や医療安全に関する知識を得ることに努めた.前年度故障したPCの代わりとなる端末の購入など故障した物品の買い替えを行い研究環境の整備に努めた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
従来の文字のみのインシデントレポートを読む群と2Dビデオ群で使用するTobii Pro Glasses 3の視線データが特殊な形式でありデータの取り扱い方法を解決できていないことが研究参加者を募集して研究を実施できていない大きな原因の一つである.
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Strategy for Future Research Activity |
プロジェクトの5年目にあたる2024年度は,Tobii Pro Glasses3の視線データの取り扱い方法を解決し,開発したMRと従来の文字のみのインシデントレポート,2Dビデオを比較するために研究参加者を募集し研究実施を開始して研究結果の解析まで行うことを目標としたい.
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Causes of Carryover |
2023年度中に研究参加者を募集した研究実施を行う予定であったが行えず謝金の支出が発生しなかった.2024年度は研究参加者を募集した研究実施を予定しているため謝金の支出を予定している.
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