2022 Fiscal Year Research-status Report
新初期臨床研修制度に準拠した研修医の到達目標評価のための質問紙票開発と精度の検討
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20K18867
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Research Institution | 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター) |
Principal Investigator |
田中 雅之 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター), 政策医療企画研究部, 研究員 (90868803)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 多職種評価 / 研修医 / 医学教育 / 質問紙票 / Delphi法 |
Outline of Annual Research Achievements |
目的:本研究の目的は、初期研修医向け多元的多職種評価型質問紙(CARC25forJR) の開発である。 2020年度より初期研修制度が大きく変わった。それに伴い、医師臨床研修指導ガイドライン-2020年度版-(以下、2020ガイドライン)が出された。2020ガイドライ ンには、初期研修医の到達目標が医学部コア・カリキュラムと連動し、一本化された特徴がある。具体的な研修の到達目標として、下記の表に示した通り、A項 目として「医師としての基本的価値観」(プロフェッショナリズム)>の4項目、B項目「資質・能力」として9項目が挙げられた。このB項目は、チーム医療の実践 や生涯に渡って学ぶ姿勢などが含まれており、コミュニケーションや医療に対する倫理性など重要な項目で構成されている。 A/B項目に対して多職種による定点 的な評価を行うことガイドライン上で明記された実情がある。評価の具体的な方法に関してはガイドライン上では示されているものの複雑なため、評価方法に関 して十分な理解と時間がないと困難であり、現実的ではないと現場からの声が既に聞かれている。 特にB項目に関しては、外的な評価が難しいと言える。米国や 英国やカナダで提唱されている医師の能力(コンピテンシー)概念の領域(ドメイン)だけではなく、患者安全や科学的探求や生涯学ぶ姿勢といったドメインも評価 対象になっている。そのため、 海外で使用されている医師の単一コンピテンシー評価尺度を輸入し、日本語版として妥当性信頼性検証の上で使用したとしても これらを十分に網羅し評価することができない。
概要:本研究は3つのstepがある。1質問項目選定事業2教育事業3研究事業である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
職場家庭環境の変化に伴う研究時間の減少。育休を取得し、期限を延期して対応。
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Strategy for Future Research Activity |
育児休業による研究の延長を実施、再会後早急に3ステップのうちの1を終了させ、2教育事業3研究事業の事業を進めていくことである。
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Causes of Carryover |
会議開催と論文作成に向けて経費使用予定
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