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2022 Fiscal Year Research-status Report

Approach to risk based monotoring tool for patient safety management

Research Project

Project/Area Number 20K18889
Research InstitutionGifu University Of Health Science

Principal Investigator

秋山 直美  岐阜保健大学, 看護学部, 講師 (20636534)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords医療安全 / 患者安全 / モニタリング / 実装科学 / インシデントレポート
Outline of Annual Research Achievements

COVID-19の影響により、研究全体に遅れが生じている状況である。一方で、主な結果に関連するデータの分析や文献レビューについては結果の公表を含めて順調に進められている。
具体的には、2020年度、2021年度に予定されていた文献レビュー及び実データを用いた観察研究についてはデータの分析を進め、国内学会での発表や海外論文での投稿が進められている。インシデントの分析を進める段階で、インシデントの種類によって発生傾向に大きな差があることがわかり、種類を細分化して検討する必要が新たに生じたため、分析計画の一部を修正することになった。分析にかける時間が計画よりも大幅に要したが、その結果については国内外の学会発表、海外論文での発表の目途がついている。
本研究は1施設のデータを用いた研究を予定していたため、一般化については課題が残るところであったが、全国の医療機関から収集された公表データの分析を平行して進めることにより、調査対象施設と全国データとの傾向の差の検討が進められた。本研究の結果の一般化には限界が残るものと予想されるが、一般化可能性を推定する程度には有用な結果が得られるものと予定している。本来は2022年度で終了する予定だった研究だが、2022年度に予定していた研究内容の一部に遅れが見られること、分析に細分化が必要な状況が生じたこと、また、論文投稿にあたって査読を含めて時間を要したことから、研究期間を延長することとなった。これらについては修正する見込みが立っており、次年度には研究全体を終了できる見込みである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

COVID-19の影響により学内業務が増大したこと、臨床との連携が難しかったために調整に時間を要した。一昨年度、昨年度に実施予定としていた内容に遅れが生じたため、また、分析に細分化が必要な状況が生じたこと、論文投稿にあたって査読を含めて時間を要したことから、研究期間を延長して次年度に終了させるように配慮した。主たる結果の分析に必要なデータはそろっており、次年度には計画を終了させられる見込みがたてられている。

Strategy for Future Research Activity

一昨年度、昨年度に実施予定としていた内容に遅れが生じ、分析に細分化が必要な状況が生じたこと、論文投稿にあたって査読を含めて時間を要したことから、研究期間を延長して次年度に終了させるよう研究期間を延長した。今後の研究の推進方策として、昨年度に予定していた論文については年度末に準備を進めたことで、次年度以降、公表の見込みが立てられている。分析の細分化についても、歯科、医療機器、看護の療養上の世話等といったようにインシデントの種類の細分化による特徴について分析を進め、傾向をとらえつつある。次年度はこれらの結果を集約して、精度の高いモデルの構築に向けて、分析を進める予定である。

Causes of Carryover

海外雑誌への投稿論文の作成が遅れ、英文校正費、雑誌の投稿料を次年度に残す必要がでた。また、学会への出張、共同研究者との対面での会議のため旅費を計上していたが、COVID-19によって臨地実習前中に関する移動や面会者の制限があり、2022年度に関しては出張することが難しい状況にあった。

  • Research Products

    (7 results)

All 2023 2022

All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 3 results,  Open Access: 3 results) Presentation (4 results)

  • [Journal Article] Comparison of physicians’ and dentists’ incident reports in open data from the Japan Council for Quality Health Care: a mixed-method study2023

    • Author(s)
      Naomi Akiyama, Tomoya Akiyama, Hideaki Sato, Takeru Shiroiwa, Mitsuo Kishi
    • Journal Title

      BMC Oral Health

      Volume: 23 Pages: 67

    • DOI

      10.1186/s12903-023-02749-x

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Journal Article] Critical Incident Reports Related to Ventilator Use: Analysis of the Japan Quality Council National Database.2023

    • Author(s)
      Naomi Akiyama, Shihoko Kajiwara, Takahiro Tamaki, Takeru Shiroiwa
    • Journal Title

      Journal of Patient Safety

      Volume: 19 Pages: 15-22

    • DOI

      10.1097/PTS.0000000000001077

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Journal Article] Choking injuries: Associated factors and error-producing conditions among acute hospital patient in Jap2022

    • Author(s)
      Naomi Akiyama, Ryuji Uozumi, Tomoya Akiyama, Keisuke Koeda, Takeru Shiroiwa, Kuniaki Ogasawara
    • Journal Title

      PLOS ONE

      Volume: 17 Pages: e0267430

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0267430

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Presentation] 病院の介護士及び保育士による インシデントレポートについて2022

    • Author(s)
      秋山直美, 梶原志保子, 白岩健, 秋山智弥, 森川美絵
    • Organizer
      第42回 日本看護科学学会学術集会
  • [Presentation] 看護師の人工呼吸器に関する事故報告 ~医療事故情報収集等事業の公開データを用いた内容分析~2022

    • Author(s)
      梶原志保子, 秋山直美, 玉木高裕, 白岩健
    • Organizer
      第42回 日本看護科学学会学術集会
  • [Presentation] 人工呼吸器関連の事故報告の要因分析~医療事故情報等収集事業の公開データを用いて~2022

    • Author(s)
      秋山直美, 梶原志保子, 玉木高裕, 白岩健
    • Organizer
      第17回 医療の質・安全学会学術集会
  • [Presentation] 緊急入院時のインテーク面接に向けた病棟看護師の状況認識の構造化の試み2022

    • Author(s)
      秋山直美, 松永篤志, 幸野里寿, 井川順子, 秋山智弥
    • Organizer
      第12回日本看護評価学会学術集会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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