2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of home-based high-intensity interval training program for cancer survivors.
Project/Area Number |
20K18921
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
街 勝憲 国立研究開発法人国立がん研究センター, 社会と健康研究センター, 特任研究員 (80838219)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 高強度・短時間・間欠的運動トレーニング / がんサバイバー / 筋力 / 筋機能 / 情報通信技術 / ランダム化比較試験 |
Outline of Annual Research Achievements |
運動習慣のない乳がんサバイバーに対して、研究者らが開発した自体重による高強度・短時間・間欠的トレーニング(habit-Bプログラム)を提供することの、筋力の維持・向上に関する有効性を検証するランダム化比較試験を実施した。新型コロナウイルス感染拡大・政府による緊急事態宣言発出に伴って、2020年3月31日から2020年6月2日までの約10週間、参加者リクルート・登録を休止した。目標登録数は60例であったが、2021年3月末までに主要エンドポイントの測定を終了し解析を行うことを優先し、2020年8月31日にリクルートを終了した。54名が研究参加に同意したが4名が同意撤回、合計50名を登録、対照群25名、介入群25名にランダムに割り付けた。2020年11月30日に主要エンドポイントである筋力の測定を終了した(予定期間内の測定:38名、新型コロナウイルス感染予防対策に伴う予定期間外の測定:6名)。50名中6名で主要エンドポイントの測定ができなかった(脱落:1名、感染リスク回避のため:3名、測定可能期間終了のため:1名、体調不良のため:1名)。参加者の登録時の属性情報(平均±標準偏差)は、年齢48±6歳、BMI 21.0±2.1 kg/m2、レッグプレスの最大挙上重量(kg)94.6±31.8 kg、握力 22.7 ± 4.2kgwであった。データクリーニング、データ固定が完了し、筋力アウトカムの解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
登録と測定:新型コロナウイルス感染拡大・政府による緊急事態宣言発出に伴って、2020年3月31日から2020年6月2日までの約10週間、参加者リクルート・登録を休止した。目標登録数は60例であったが、年度内に主要エンドポイントの測定と解析を行うことを優先し、2020年8月31日にリクルートを終了した。54名が研究参加に同意したが4名が同意撤回、合計50名を登録、対照群25名、介入群25名にランダムに割り付けた。2020年11月30日に主要エンドポイントである筋力の測定を終了した(予定期間内の測定:38名、新型コロナウイルス感染予防対策に伴う予定期間外の測定:6名)。50名中6名で主要エンドポイントの測定を実施できなかった(脱落:1名、感染リスク回避のため:3名、測定可能期間終了のため:1名、体調不良のため:1名)。 参加者の特徴:登録時の属性情報(平均±標準偏差)は、年齢48±6歳、BMI 21.0±2.1 kg/m2、レッグプレスの最大挙上重量(kg)94.6±31.8 kg、握力 22.7 ± 4.2kgwであった。 解析: データクリーニング、データ固定が完了し、上記筋力及びその間接的指標の解析中である。
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Strategy for Future Research Activity |
主要エンドポイントに関する評価として、介入群と対照群で筋力の差を検定し、habit-Bプログラムの有効性を検討する。本研究により、手術後に運動習慣がない乳がんサバイバーに対する筋力を改善する生活の場で実施可能な運動プログラムの確立と、情報通信技術を用いた運動支援の実施可能性が高まる。副次評価項目として、群間における簡易測定法による身体機能の差についても検討する。解析は、登録時と12週間後の筋力の変化量の群間差のt検定とする。データ解析完了後、主要エンドポイントに関する論文を執筆、投稿する。副次エンドポイントに関するデータは、2021年度中に収集を完了する。データ収集完了後は、データクリーニング、データ固定を行う。論文を執筆、投稿と合わせて国内外における学会において発表を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響により、国内外での学会参加が全てオンラインとなり、旅費が不要であった。
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