2022 Fiscal Year Research-status Report
横断研究によるMMSEを用いた認知機能とヒ素の関連について
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20K18939
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
鈴木 春満 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (60755122)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 疫学 / フィールド調査 / ヒ素 / 認知機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症のため、バングラデシュで行う研究計画にも遅れが出ている。今年度は、ヒ素を測定する予定のバングラデシュでの研究機関と測定方法や費用などについて交渉をバングラデシュの研究協力者が行った。バングラデシュの研究協力者が日本で開催される国際学会に参加したため、学会会場にて、研究についての会議を行い、今年度中にフィールド調査ができるような予定を立てた。バングラデシュでの研究協力機関で倫理申請を行うための文書を英語で作成し、申請を行ったが、倫理委員会よりベンガル語での書類の作成依頼などがあり、研究協力者にその部分をお願いし、時間を要した。コロナウイルス流行状況によっては、担当事務所が一時閉鎖されるなどの予定が遅れる要因があった。予定では、今年度にフィールド調査を実施する予定であったが、未だにバングラデシュの研究協力機関での倫理申請中の段階である。倫理申請が終わり次第、前回研究参加者に対して、ヒ素と認知機能に関するフィールド調査を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の流行により、研究協力機関や倫理申請を行う事務所などに連絡がとれる人員がいないなどの理由により、事務作業の工程に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
倫理申請が通り次第、順次フィールドサイトにて、前回研究参加者から血液検体、尿、食事調査、認知機能検査MMSEなどを行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の流行により、バングラデシュでの研究に関する事務局なども一時閉鎖などがあり、実施するための準備に時間を要したため。
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Research Products
(2 results)