2021 Fiscal Year Research-status Report
胎盤重量/出生体重比と小児期生活習慣病リスクの関連性
Project/Area Number |
20K18963
|
Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
滿田 直美 高知大学, 医学部, 特任助教 (30611389)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | エコチル調査 / 胎盤重量 / 胎盤重量/出生体重比 |
Outline of Annual Research Achievements |
既に得られているエコチル全国データを用いて母体因子と胎盤重量、胎盤重量/出生体重比(PW/BW)比の関連性について統計解析を行い、論文執筆中である。胎盤重量やPW/BW比と小児期の発達の関連性についても統計解析を行い、論文投稿中である。
また、研究者が所属する高知UC内で行われているエコチル学童期検査において健診業務に携わりながら参加者の学童期における体格、血圧、脂質や糖代謝等の血液検査などのデータを収集した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
エコチル調査ですでに得られているデータを用いた解析は計画通りにできている。 しかし、エコチル調査のうち、対面調査から得られるデータについては、新型コロナウイルス感染症の流行により2021年度も対面調査が予定通りには行えず、当初計画していたよりサンプル数は少なくなっている。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き、エコチル調査のうちすでに得られているデータを利用した解析を継続する。
学童期検査については、計画よりサンプル数が少なくなる見込みであるが、予定していた解析自体は可能であり、2022年度まで調査を継続し、集まったデータでの解析を行う予定である。
|
Causes of Carryover |
当該年度は新型コロナウイルス感染症流行により、多くの学会がWeb開催となり、学会出張に伴う旅費が必要となる機会がなかったため、翌年度分への繰越とした。翌年度の学会出張旅費のほか、感染対策を行いながら学童期検査を実施するうえで新たに必要となる人件費、謝金に使用したいと考えている。
|