2020 Fiscal Year Research-status Report
看護師長の意思決定スキル向上プログラムの有用性の検討
Project/Area Number |
20K19015
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Research Institution | Otemae University |
Principal Investigator |
笠松 由利 大手前大学, 国際看護学部, 講師 (50823564)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護師長 / 意思決定能力 / 能力向上プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は,6月に予備調査の研究計画を倫理審査に申請し,7月に研究依頼,9月以降に予備調査予定であった.しかしながら当初内諾を得ていた病院施設は,新型コロナウィルス感染拡大により,実施する研修の縮小,部外者の対入りの制限等で,研修実施の時期が延期となった.その後,臨床現場が新型コロナウィルス感染患者への対応により,業務多忙となり,最終的に実施の内諾を得られず2020年度の実施は不可となった. 内諾を得ていた施設と今後の方法について再検討し,2021年度に非対面の方法により実施の内諾を得られた.実施方法とスケジュールの再検討を行い,研究計画書を変更し,倫理審査の承認を得て,1年遅れで研究を実施する予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
予備調査の内諾を得ていた病院施設は,新型コロナウィルス感染拡大により,院内研修の縮小,部外者の対入りの制限等で,研修実施の時期が確定せず,2020年度中の予備調査が実施不可となったため.
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルスの感染拡大により,対面での研修実施は当面,困難と予測される.そのため非対面での研修実施に向けて,研究計画書を修正し,倫理審査での承認を得て,今年度中に予備調査とプログラムの修正を行う.その後,予定通り2022年度に本調査を実施し,評価へと進めていく予定である.
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染拡大により,予備調査が実施できず,予備調査での人件費,消耗品の購入等の予算が未使用となった.コロナ禍でのプログラム実施方法,スケジュールを再検討し,2021年度に予備調査を実施予定であるため,次年度使用額が生じた.
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