2021 Fiscal Year Research-status Report
気分障害の発症による家族機能の変動と、家族の負担および対処行動の明確化
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20K19050
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
宮田 知子 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (60812295)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 気分障害 / 家族機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
山梨大学倫理委員会へ研究実施の申請手続きを行い、2021年6月に研究実施の承認を得た。 2021年8月に、山梨大学医学部精神神経医学講座の医局員へ調査内容を説明し、調査協力の依頼を行った。山梨大学医学部附属病院の精神神経科外来をフィールドに、2021年9月から対象者への調査を開始した。対象者は気分障害を患う患者の家族である。調査にあたり、外来の主治医から対象者に該当する者を紹介していただき、研究参加の承諾を得た者からインタビュー調査を実施した。 2022年5月現在、対象者6名からインタビュー調査に協力していただき、回答を得ている。インタビュー内容のデータは、パスワード付の専用USBに保管して厳重に管理している。目標症例数は20名であり、目標症例数には程遠い。コロナ禍による自粛制限や他業務のため調査の時間の確保が困難であった。また、インタビュー調査には約30分程度の時間を要するため、対象者から「時間が取れない」と研究参加への承諾を得ることができないことも多い。実習指導の合間や夏季休業期間を活用して調査時間を確保し、さらに症例を確保する必要がある。 さらに、学会発表に向けて日本看護科学学会にオンラインで出席した。家族看護や精神看護領域の研究の動向を把握する機会を得た。今後の発表に向けて学びを活かしていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー調査は開始しているが、症例の確保が困難である。調査時間を確保し、地道に外来へ足を運び調査依頼を行っていく。
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集後は、インタビュー内容を逐語録におこし、質的分析を行っていく。結果、考察をまとめ学会発表を行う
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Causes of Carryover |
コロナ禍による移動自粛のため旅費が生じなかった。今年度はデータ分析のための業者依頼費用、学会出席の旅費を予定している。
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