2022 Fiscal Year Research-status Report
患者の視点を基盤とした天疱瘡・類天疱瘡患者の日常生活支援モデルの構築
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20K19078
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
種村 智香 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (60849529)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 天疱瘡 / 類天疱瘡 / 日常生活支援モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、天疱瘡・類天疱瘡患者が疾患の発症初期から治療過程において、症状や治療により受ける日常生活への影響と支援ニーズを明らかにし、日常生活支援モデルを構築することである。 2022年度は、天疱瘡・類天疱瘡患者のインタビューデータをもとに作成した質問紙を用いて、2施設の皮膚科外来と患者会等の患者を対象に調査を実施した。作成した質問紙は、天疱瘡・類天疱瘡の患者4名、水疱症を専門とする医師2名、看護学の研究者3名を対象に「質問項目に過不足はないか、質問内容や表現は適切であるか、回答がしづらいところはないか」等の表面妥当性および内容妥当性を確認した。その後、プレテストを行い、再度、表面妥当性および内容妥当性の検討と項目分析を行い修正を加えたのち、2022年12月より多施設での本調査を進めている。希少疾患を対象とした研究ではあるが、現時点で約130名の方から質問紙を返却いただいており、今後、因子分析等を行うために必要なデータ数は確保しつつあるため、ケアモデルを構築に向けて分析を進めていく計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
初年度よりcovid-19の感染拡大にてインタビュー調査の開始時期が遅れたことに加え、研究計画を一部変更したことにより、多施設との倫理審査の調整に時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年6月まで質問紙の回収を行い、その後は得られたデータの分析を進めていく。本研究の第一段階で質的に得られたデータを第二段階では量的に測定し、因子分析を行うことで、その構造を再度帰納的に検証する。得られた因子構造をもとに、支援モデルを構築していく。
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Causes of Carryover |
オンラインでの学会参加となったため、計上していた旅費が大幅に未使用となった。また、研究自体が遅れているため、今後、研究成果を発表するための学会参加費、論文投稿料や患者パンフレット等の作成に使用する予定である。
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Research Products
(1 results)