2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
20K19091
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
田中 晴佳 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (90756925)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 顎顔面欠損 |
Outline of Annual Research Achievements |
顎顔面欠損患者は、身体機能の低下だけでなく、精神症状を有することが多く、生活の質(Quality of Life: QOL)が低下する。そのため日常生活への援助が重要であるが、顎顔面欠損患者がどのような身体的、精神的、社会的状況で、どのような日常生活を送っているのか、日常生活上で患者が抱える課題と必要な看護については、ほとんど研究がされていない現状である。 本研究は、顎顔面欠損患者が、発症時、入院治療期間、退院後の各段階でどのような日常生活を送ってきたか、その日常生活に影響する身体・精神・社会的な要因をインタビュー調査により明らかにし、看護の方向性を検討し看護指針を開発することを目的として実施している。2020年度は、文献検討を行った。2021年度は共同研究機関と調整し、倫理申請を行った。 今年度は、共同研究機関と調整しインタビュー調査を実施予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19の影響で協力機関である医療機関等の立ち入りに制限があり、調整に時間を要した。
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度は、共同研究機関と調整ができ、倫理審査の承認を得たため、対象者のリクルートとインタビューの実施を行っていく。
|
Causes of Carryover |
医療機関で対象者をリクルートする予定であったが、Covid-19の影響で医療機関への活動制限もあり共同研究機関との調整が遅れた。 今年度は、調整が完了しリクルート可能となったため必要物品、謝金、人件費などで使用していく。
|