2022 Fiscal Year Research-status Report
PCI後急性冠症候群患者の退院後うつ状態予測スクリーニング尺度の開発
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20K19096
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
土肥 眞奈 (菅野) 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (50721081)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 分析 / 論文執筆 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究対象者である経皮的冠動脈形成術後の患者について、COVID-19の影響を受けて入院数の制限がありリクルート数が伸び悩んでいたが、現状対象者数は少しずつ増えており50例を超える同意取得に至っている。研究協力者の協力を得て順調に今後もリクルート数が増えることを見込んでいる。 COVID-19による調査実施可能な時期に変更が生じたため、複数回調査実施施設へ行き打ち合わせを行った。 同意を得た患者に対し研究者・研究協力者が研究内容・倫理的配慮に関する説明を行い、郵送法かweb上での回答を希望するか選択してもらった。郵送法を選択した患者には郵送にて、web調査を希望した患者にはwebソフト上にて回答してもらった。集まったデータは厳重な管理の下蓄積されてきている。患者数がCOVID-19の影響により一時期減少していたが、COVID-19の5類への移行に伴い定期的にリクルート対象となる患者の入院が今後も想定されている。そのためリクルートのための人員を一人増やし、可能な限りリクルート漏れのないように調査に取り組む予定である。個別データをみると、精神的健康が退院後に低くなっていることが想定される結果(点数)が示されている状況があり、調査と並行して本研究の意義を感じている。次年度は統計ソフトを用いたデータ解析を行い、研究協力者との議論を経て、分析・論文執筆に取り組み、英文校正ののち英語論文の公表を目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の影響を受けて入院患者数が減り、リクルート数が伸び悩んでいたため。
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Strategy for Future Research Activity |
対象者リクルートのため研究協力者2名の協力を得られることが確定し協力を得た状態で調査が始まっている。調査票回収を進めながら並行して研究代表者が中間解析を進める予定である。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響を受け入院患者数が減り研究対象者リクルートを継続している。これからのリクルートにかかる調査費用とデータ解析、論文執筆にかかる費用を次年度支出予定である。
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