2023 Fiscal Year Research-status Report
統合失調症の感情表現障害が対人交流に与える影響の調査および治療技法開発の研究
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20K19122
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Research Institution | Naragakuen University |
Principal Investigator |
福原 啓太 奈良学園大学, 保健医療学部, 専任講師 (60831005)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 統合失調症 / 陰性症状 / 情動表出の減少 / 感情表現 / 音声 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、データ解析を進め、その一部を学会にて発表した。 第57回日本作業療法学会(2023年11月11日)にて、演題テーマ「統合失調症患者における声による情動表出ついて ―コンピュータ解析による解明―」を発表した。コンピュータ解析により、統合失調症患者の発話の特徴が健常者の特徴と一部異なることや、感情をうまく表現するうえでどのようにすればよいかについての示唆が得られる結果であった。 また現在、紙芝居を用いた感情表出訓練の効果について解析中であり、次年度中に学会にてその結果を公表する計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍であったことから、研究の進捗が滞った時期もあったが、集積したデータを解析し学会にてその結果の一部を公表することができた。引き続き、結果から得られた知見を公表していく。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度において、学会並びに学術論文にて結果と得られた知見を公表していく。それらに向けて現在、データ解析並びに情報の整理中である。引き続き継続していく。
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Causes of Carryover |
コロナ禍につき、研究の進捗に遅れが生じ、さらに学会等の旅費がほとんど執行されなかったため、次年度に持ち越すことになった。次年度においては、主に学会参加(発表)時の旅費や学術論文投稿費用として使用する計画である。
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