2022 Fiscal Year Research-status Report
サブサハラ・アフリカ地域の児童を対象としたライフスキル尺度の開発
Project/Area Number |
20K19152
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
山本 容子 関西医科大学, 看護学部, 研究員 (10757173)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ライフスキル尺度 / アフリカ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、サブサハラ・アフリカ地域にあるガーナ共和国、マラウイ共和国、エチオピア共和国の3ヶ国を対象に生徒のライフスキルを測定するためのツールを開発することを目的としている。 2022年度は、2020年度と2021年度に実施予定(COVID-19のため延期)であったガーナ、マラウイ、エチオピアの3ヶ国での予備調査を実施した。各国の調査対象地域の学校においてライフスキルに関する自記式質問紙調査を実施し、ガーナ約500名、マラウイ約500名、エチオピア約360名の生徒から回答を得た。また、調査対象校の教員へのインタビュー調査とライフスキル関連科目の授業観察を行った。現在は収集したデータの分析および尺度項目の作成を行っている。 2023年度は、2022年度に予定していた本調査を3ヶ国で順次実施し、研究成果の一部を学会で発表する計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年~2021年度は、COVID-19感染の世界的流行により調査対象国への渡航が困難となったこと、また渡航再開後も各国の学校機関が臨時閉鎖されるなど予期せぬ事態が重なったことにより、予定していた現地調査が約2年間実施できなかったため、研究の進捗に大きな遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19感染による調査対象国(ガーナ、マラウイ、エチオピア)の出入国規制は緩和傾向にある。そのため、2023年度は当初計画で2022年度に実施予定であった本調査を3ヶ国で実施するため、各国の現地協力者と連携・調整を図りながら現地調査の準備を進める。
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Causes of Carryover |
COVID-19感染の世界的流行に伴い、2020年~2021年度に計画していた現地調査が延期となりこれらの現地調査に係る旅費や人件費謝金等を2022年度に使用したが、2022年度に計画していた現地調査に係る費用が未使用であり2023年度に繰り越しとなった。 繰り越し分は2023年度予算と合わせて、2023年度の現地調査並びに学会発表で使用する計画である。
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