2023 Fiscal Year Research-status Report
サブサハラ・アフリカ地域の児童を対象としたライフスキル尺度の開発
Project/Area Number |
20K19152
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
山本 容子 関西医科大学, 看護学部, 研究員 (10757173)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ライフスキル尺度 / アフリカ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、サブサハラアフリカのガーナ共和国、マラウイ共和国、エチオピア共和国の3ヶ国を対象に生徒のライフスキルを測定するためのツールを開発することを目的としている。 本年度は前年度に実施したライフスキルに関する質問紙調査の結果を分析し、関連文献をもとにライフスキルに関する質問項目候補の収集とその検討を行った。項目収集の段階では、研究者および調査対象者とともにワーディングの検討を行い、質問項目の内容を修正した。その後、項目の洗練化を図るためマラウイとガーナの生徒405名を対象に予備調査を実施した。予備調査の結果をもとに、再度質問項目の分析、見直し、項目修正を行っている。 次年度は、再編成した質問項目を用いた本調査を3ヶ国で実施する計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
海外長期出張のため予定していたエチオピアでの現地調査が実施できず、進捗にやや遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
各国の研究協力者と連携を図り、次年度中に3ヶ国での本調査が実施できるよう調整を図る。
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Causes of Carryover |
本年度に計画していた現地調査に係る費用が未使用であり、次年度に繰り越しとなった。次年度は調査対象国3ヶ国での現地調査及び学会発表等で使用する計画である。
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