2024 Fiscal Year Annual Research Report
養護教諭養成段階における自閉スペクトラム症児への対応能力育成に関する研究
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20K19172
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| Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
山崎 智子 広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (20512510)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 養護教諭 / 発達障害 / 神経発達症 / 支援 / ASD / ADHD / インタビュー / 教育 |
| Outline of Annual Research Achievements |
自閉スペクトラム症を含む発達に特性のある児童生徒への、養護教諭の対応能力育成のためのシミュレーション教育プログラム開発に向けて、基礎的な資料を得ることに取り組んだ。養護教諭の具体的な支援や対応場面を明らかにするために、経験豊富な養護教諭との半構造化面接を実施した。質的内容分析の結果、支援内容として、①特性に起因する困り事が軽減するよう支えること、②問診と指導を工夫して健康状態を把握すること、③学校生活への適応を進めるため児童生徒の発達を促すこと、④児童生徒が安心して関われる存在になること、⑤表面化しにくい児童生徒の背景を理解すること、⑥連携して一貫性のある対応をすることが抽出された。養護教諭は、児童生徒の特性や自身の職務を考慮しながら、様々な場面で発達に特性をもつ児童生徒と関わっていることが明らかとなった。 最終年度は、本研究でこれまでに明らかになった、発達に特性を持つ児童生徒への養護教諭の支援や具体的な対応場面を基に、シミュレーション教育のシナリオの試作を行った。シナリオのテーマとして養護教諭へのインタビュー調査で頻出であった「パニックを起こした児童生徒への対応」を選択した。現在は試作段階であるため、今後、専門家からの指導助言によるブラッシュアップおよび事例動画の作成、教育の試行など、教育プログラムの完成に向けて取り組んでいく予定である。 また、これまでの研究成果を国際学会(28th East Asian Forum of Nursing Scholars)での発表、および英文の学術誌へ論文投稿により、研究成果の公表を実施した。
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