2021 Fiscal Year Research-status Report
在日中国人女性の産後うつ症状を予防するための看護介入プログラムの改訂・検証
Project/Area Number |
20K19193
|
Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
金 瓊愛 藤田医科大学, 保健衛生学部, 助教 (30826334)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 産後うつ / 在日外国人 / 母親学級 / ストレス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本で出産する中国人女性を対象に産後のストレスを軽減するために、妊娠後期から産後うつ症状を予防するためのネット配信とチャットグループを実施し、その効果を検証する目的である。 2021年度は以下のような研究活動を行った。 1) ビデオとパンフレットのコンテンツの決定とビデオ録画 2) 新型コロナウイルスの拡大の影響があったため、各医療施設への問合せ 3) 研究倫理審査委員会への計画書提出
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの感染拡大によって、医療機関へ妊産婦を対象とする研究協力の依頼が困難となっていたため、研究計画通りに進んでいない状況である。
|
Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍であるため、研究協力医療施設の負担と研究参加者のリスクを最小限にする方法を見直して、対象者への研究依頼方法を再検討する。また、研究依頼施設を増やして、対象者の募集を実施する予定である。
|
Causes of Carryover |
当初の計画として、研究打ち合わせ(千葉大学亥鼻キャンパス、交通費)、データ収集(東京、千葉における施設への交通費、宿泊費)、研究協力施設への研究依頼や倫理審査委員会への出席(交通費)が新型コロナウイルス感染の拡大による国や施設での対応が出されて、研究進捗は大幅に滞っている状況である。また、本研究の介入プログラムにおけるビデオ動画とパンフレットなどの作成費として使用する予定であった計画も延期された。上記の内容を今年度中に進んでいく予定であるため、2021年度の未使用分を2022年度の予算として本年度に使用する計画である。
|