2022 Fiscal Year Research-status Report
脳卒中療養生活セルフマネジメントプログラムの開発および科学的効果の検証
Project/Area Number |
20K19215
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
佐藤 美紀子 島根県立大学, 看護栄養学部, 講師 (20457188)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 脳卒中 / セルフマネジメント / 脳卒中後疲労 |
Outline of Annual Research Achievements |
脳卒中後疲労(Post-Stroke Fatigue)の保有率は高く,持続性疲労は日常生活活動動作(Activities of daily living; ADL)の低下,QOLの低下,うつや死亡リスクの増大を招く(Cumming, et al., 2016; Glader, et al., 2002; Ormstad, 2015, Tang, et al., 2010))。持続性疲労を回避するためには,脳卒中後早期,一般的には3か月以内の初期疲労を適切にマネジメントする必要がある。しかし,そのマネジメント方法は十分に確立していなかった。そこで,過去の研究知見,実態調査等を基に,脳卒中後疲労セルフマネジメントプログラムを開発し,2回の反復的な実現可能性試験を行った。 実現可能性試験の結果,プログラムは安全に実行可能であり,研究対象者に受け入れられることが明らかになった。また,プログラム後に脳卒中後疲労の改善等が認められ,プログラムの効果が期待できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究のフェーズ(介入の開発,実現可能性,評価,実装)を進める上で,一つ一つの研究結果を踏まえて,次のフェーズに進むか,前のフェーズに戻るか,フェーズを繰り返すか, 十分に検討しながら,概ね研究計画通りに実行している。
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Strategy for Future Research Activity |
過去の研究知見,実態調査等の結果を踏まえてプログラム開発を行った。さらに,反復的な実現可能性試験により,開発したプログラムの実現可能性を検証することができた。さらに,プログラムの効果が期待できる結果が得られた。今後は,プログラムの効果を検証する計画である。
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Causes of Carryover |
研究のフェーズを進める上で必要な調査を追加したため,学会発表,論文作成スケジュールが次年度へ移行した。次年度は学会発表,論文作成にかかる経費使用予定である。
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Research Products
(5 results)