2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
20K19227
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Research Institution | Himeji University |
Principal Investigator |
古川 智恵 姫路大学, 看護学部, 准教授 (20742513)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ラオス / 周術期 / 尺度開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
調査国であるラオスではCOVID-19の感染率は低いものの、外国の医師の支援を受けて手術を行っている経緯があり、手術がほとんどできない状態となっていた。また、看護師は、新型コロナウイルスのワクチン接種の巡回のため、地方に出向することが多くなっており、研究者もラオスに行くことができず、研究を中断せざるを得ない状態となっていた。 そこで、研究第一段階に計画していた患者調査を延期し、看護師の実践能力の尺度開発に向けた基礎的研究を先行して行うことにした。今年度は、先行文献を検討し、主に尺度開発の方法について検討した。現在は、ラオス国の現状が徐々に回復してきており、看護部長より研究再開の許可を得ることができた。日本での倫理審査の準備を行い、その後ラオスでの倫理審査を受ける予定にしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査国であるラオスではCOVID-19の感染率は低いものの、外国の医師の支援を受けて手術を行っている経緯があり、手術がほとんどできない状態となっていた。また、看護師は、新型コロナウイルスのワクチン接種の巡回のため、地方に出向することが多くなっており、研究者もラオスに行くことができず、研究を中断せざるを得ない状態となっていたため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究第一段階に計画していた患者調査を延期し、看護師の実践能力の尺度開発に向けた基礎的研究を先行して行うことにした。今年度は、先行文献を検討し、主に尺度開発の方法について検討した。現在は、ラオス国の現状が徐々に回復してきており、看護部長より研究再開の許可を得ることができた。日本での倫理審査の準備を行い、その後ラオスでの倫理審査を受ける予定にしている。
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Causes of Carryover |
今年度はCOVID-19の影響により、調査国との調整がつかず研究が中断していた。看護部長より研究再開の許可を得たため、今年度は、昨年度の研究計画も含めて遂行できるように調整する予定である。
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