2023 Fiscal Year Research-status Report
農村ソーシャル・キャピタル醸成に向けた高齢者のストレングス活用モデルの構築
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20K19246
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
井上 智代 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80621763)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | アセット / ストレングス / ソーシャル・キャピタル / 地域在住高齢者 / 農村 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は農村における住民の生の声から高齢者の「ストレングス」について整理することを目的にグループインタビュー法を用いて調査し、質的に分析を行った。A県B市C地域D地区に在住する高齢者4名のグループを2組、E地区に在住する高齢者5‐6名のグループの3組、計5組に対してグループインタビューを実施し、インタビューから抽出した「ストレングス」についての内容を、アセットの枠組みであるindividuals(個人), association(組織・グループ),institutions(強みを活かせる環境・資源など)に投入した。 農村の高齢者は、農村である環境を活かして個人として、時にはグループとして地域の中で様々な役割を担って活躍している。その活動には「農村」という環境がもたらす影響は大きく、他世代や公的機関等からの支援も重要であることが明らかとなった。 今後はこの結果を基に、農村で生活する人々の健康やソーシャル・キャピタル醸成に寄与する、高齢者のストレングスに関する指標を開発していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、住民への聞き取りなど制限がされる状況で、当初より遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
①農村で生活する人々へのアンケートの実施 ②アンケート結果の分析 指標の開発
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Causes of Carryover |
アンケート調査が未終了のため、今後使用予定である。
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