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2020 Fiscal Year Research-status Report

産後うつ病を予防するための保健師の教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 20K19272
Research InstitutionUniversity of Yamanashi

Principal Investigator

武井 勇介  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (70723576)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords産後うつ病 / 予防 / 保健師 / 教育プログラム
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、産後うつ病を予防するための保健師の教育プログラムの開発とその効果を検証することを目的としている。
2020年度は、文献検討と先行研究の整理から、教育プログラムに必要な要素を抽出するための質問紙を作成し、教育プログラムの方法論的枠組みをinstructional designの基本的モデルのADDIEモデルを採用することとした。さらに、教育目標の設定は、ガニェの5分類、評価は、学習意欲の分析のためのARCSモデルをもとに設計することとした。
また、本研究の教育プログラムの展開方法として、eラーニングを活用することや、より効果的な教育プログラムとするため、コンテンツ作成、システム管理、特に、スマートフォン・タブレットでも対応できる企業を検討し、企業と具体的な方法を検討している段階である。
なお、先行研究の基礎調査から、自治体における、産後うつ病を予防するための母親を支援する体制は十分とは言えず,多くの保健師が困難感や精神状態のアセスメントの難しさを感じていたことを明らかにすることができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2020年度は、産後うつ病を予防のための保健師の教育プログラムに必要な要素を抽出する質問紙を作成し、全国の母子保健担当課の保健師へ郵送調査を実施する予定であったが、文献検討や、質問紙作成のための先行研究の整理に時間を要していた。また、COVID-19の影響から、研究に費やす時間の確保が困難であったことも影響している。

Strategy for Future Research Activity

2021年度は、2020年度に作成した質問紙のプレテストを実施し、その後全国調査を実施する。得られた調査結果から、教育プログラムに取り組む必要な要素を抽出し、教育プログラムの作成に取り組む。教育プログラムの素材は、PowerPointの動画を検討していたが、効果的な素材とするためには、映像制作やナレーター等専門機関へ依頼する可能性がある。

Causes of Carryover

2020年度に実施予定であった全国への郵送調査が行えていない状況や、COVID-19の影響で参加予定であった学会等が延期や中止となったため。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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