2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of a nursing intervention model focusing on the characteristics of sleep and autonomic activity in active older adults
Project/Area Number |
20K19275
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
佐藤 美樹 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 准教授 (90633157)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 自律神経活動 / バランス / 地域で暮らす / 健康寿命 / QOL |
Outline of Annual Research Achievements |
日本の高齢化率は27.7%と世界一の長寿国となっており、平均寿命が延びるなか、介護を受けることや寝たきりにならずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」は平均寿命より約10年短いとされている。一方で、地域には歳を重ねても元気で仕事や趣味、社会貢献などを行い、自立している高齢者は多く存在する。本研究は、自律神経活動のバランスに着目し、活動的な高齢者の自律神経活動の特徴を明らかにすることを目的としている。 2020年度は、地域で暮らす65歳以上の活動的な高齢者の睡眠と自律神経活動を調査することを計画していたが、昨年春からのコロナウイルス感染症拡大の状況下において、本大学の教育研究活動の実施方針に基づき、研究活動自体も制約を受け、研究遂行ができなかった。また対象者となる方が高齢な方々のために、高齢者のサークル活動等も中止や休止になるところが多く、また地域で元気に活動している人を対象者としていることから、感染リスク等を踏まえると調査協力が難しく、計画の休止・変更を余儀なくされている。現段階では、計画に添った調査はできていないが、英文も含めた文献検索を中心に進めるとともに、研究計画書の見直しおよび倫理委員会への書類作成を行っている。対象者が高齢者であることから、現在行われているコロナワクチンの接種が進めば、遂行の可能性も高くなる。また、今後もコロナウイルス感染症の終息の見通しが付かない場合でも研究が遂行できるように、調査時間の短縮や非対面の方法を検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大に伴う教育研究活動の実施方針に基づき、研究活動自体も制約を受け、研究の自粛や出張禁止のため、予定通り遂行ができなかった。また対象者となる方が高齢な方々のために、高齢者のサークル活動等も中止や休止になるところが多く、また地域で元気に活動している人を対象者としていることから、感染リスク等を踏まえると調査協力が難しく、計画の休止・変更を余儀なくされている。現段階では、計画に添った調査はできていないが、英文も含めた文献検索を中心に進めるとともに、研究計画書の見直しを行い、現状で出来る計画立案とともに倫理委員会への書類作成を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
現段階では、計画に添った調査はできていないが、英文も含めた関連書籍の収集や文献検索を進めている。また、研究協力者の意見を参考に、研究計画書の見直しと倫理委員会への書類作成を進めている。対象者が高齢者であることから、現在行われているコロナワクチンの接種が進めば、遂行の可能性も高くなる。また、今後もコロナウイルス感染症終息の見通しが付かない場合でも遂行できるように、調査時間の短縮や非対面の方法を検討している。
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Causes of Carryover |
昨年度は、文献検索や計画書書類作成や調査専用にパソコン1台と附属品を購入したが、その後の研究活動に遅れが出た為、当初計画していた経費を使用することができなかった。 今年度は、修正後の計画書に基づき、データ収集のための機器類の購入や出張経費、データ快晴にのための経費、論文作成に向けた経費等を予定している。
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