2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of a nursing intervention model focusing on the characteristics of sleep and autonomic activity in active older adults
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20K19275
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
佐藤 美樹 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 准教授 (90633157)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 高齢者 / 地域で暮らす / 健康寿命 / 睡眠 / 自律神経活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、自律神経活動のバランスに着目し、地域で暮らす65歳以上の活動的な高齢者の自律神経活動の特徴を明らかにすることを目的としている。日本は世界一の長寿国であり、平均寿命が延びるなか介護を受けることや寝たきりにならずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」は平均寿命より約10年短いと言われているが、歳を重ねても元気で仕事や趣味、社会貢献などを行い、自立している高齢者は多く存在する。2022年度も新型コロナウイルス感染症拡大に伴う教育研究活動の実施方針に基づき、研究の自粛期間が長かったが、前年度の文献レビューを生かして、 2021年度に調査したデータを研究成果でケーススタディとしてまとめて、4rd Technological Competency as Caring in the Health Sciences 2022で学会発表を行った。Miki Sato, Feni Betriana, Ryuichi Tanioka, Kyoko Osaka, Yueren Zhao, Tetsuya Tanioka ; The characteristics of sleep and autonomic activity cases in active older adults who are younger than their age: comparative case study, 4rd Technological Competency as Caring in the Health Sciences 2022, Zoom, August 17-18, 2022.また、ケーススタディとして論文投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う教育研究活動の実施方針に基づき、また大学病院を併設しているため他の大学より制約が多い状況にあり、研究活動自体も制約を受けたが、データは当初の予定より少ないが、今迄に調査できたデータを分析して国際学会発表やケースステディを執筆して投稿している。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は最終年度となるため、研究協力者と協力しながら引き続き調査を進めて行く。対象者が高齢者であるため、コロナワクチンの接種が進んでも調査が難しい可能性が高いが、調査時間の短縮や非対面の方法の検討などからできる限り調査できるように努力する。また、習得したデータを基に、研究成果を論文投稿を行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う教育研究活動の実施方針に基づき、研究活動自体も制約を受け、研究の自粛や出張禁止のため、研究は予定通り遂行ができなかった。また、対象者が高齢者のため、調査自体も難しかった。その間に、今迄のデータをまとめて学会発表を行ったり、現在、副論文論文投稿中である。残額分に関しては、2023 年度に繰り越して、被験者への謝金や論文投稿に関わる費用としたい。
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